【2024年最新】岡山で利用できる外構工事の補助金3選|申請の流れを詳しく解説します!

【2024年最新】岡山で利用できる外構工事の補助金3選|申請の流れを詳しく解説します!

岡山で外構工事を計画している方で、補助金について詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。補助金を適切に利用できれば、外構工事にかかる費用を大幅に削減できます。

本記事では、 外構工事における補助金の概要や申請する際の流れ、注意すべきポイントについて解説します。また、岡山で利用できる外構工事の補助金についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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外構工事における補助金の概要とは?

外構工事における補助金は、国や地方自治体から提供されるもので、住宅のバリアフリー化や安全対策、環境の改善を目指すための支援策です。これらを適切に活用すると、外構工事にかかる費用を大幅に削減できます。

補助金の利用により、庭の新設や改修をより手軽に実施できるため、予算内で希望に合致した外構の設計・施工が実現します。

 

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外構工事の補助金を申請する際の流れは5つのステップ

次に、外構工事の補助金を申請する際の流れについて解説します。

  • ステップ1.自治体に問い合わせる
  • ステップ2.外構業者へ見積もりを依頼する
  • ステップ3.申請書を提出する
  • ステップ4.交付決定後に工事を開始する
  • ステップ5.報告書を提出し補助金を受け取る

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

ステップ1.自治体に問い合わせる

補助金の提供条件や対象となる工事の内容、申請のタイミングは自治体ごとに異なるため、正確な情報を得ることが大切です。これには、自治体のウェブサイトを調べるか、直接窓口に足を運んで担当部署に確認を取る方法などがあります。

また、計画している外構工事が補助の範囲内にあるか、申請期間内に手続きが完了できるかも確認が必要です。

 

ステップ2.外構業者へ見積もりを依頼する

補助金を申請する際には、業者からの正式な見積りが必要です。この見積りは、補助金申請資料の一部として提出するため、申請プロセスをスムーズに進めるには早めの依頼が不可欠です。

業者に依頼する際には、工事の詳細や使用される材料、それらのコストを明確に記載してもらう必要があります。また、製品の品質や性能を示すカタログや証明書も一緒に求められる場合があるため、業者から提供してもらうようにしましょう。

 

ステップ3.申請書を提出する

申請書は、工事に着工する前に提出する必要があります。見積り書やほかの要求される資料を添付し、指示に従って提出してください。

工事を請け負う業者が地元の企業であるか、自治体によって認定されている業者でなければならないケースも存在します。また、住民税を滞納している人は補助金の対象外になる可能性があるため、注意してください。

 

ステップ4.交付決定後に工事を開始する

外構工事の補助金を申請した後、交付決定の通知を受けるまでは工事に着工しないようにしましょう。事前に工事を始めてしまうと、補助金が受け取れなくなるリスクがあります。

交付決定を受けた後、外構業者と正式に契約を結び計画どおりに工事を進めることで、補助金の受給が可能です。もし、申請内容と異なる工事を実施すると、補助金の権利を失うおそれがあるため、申請内容に沿った工事が不可欠です。

 

ステップ5.報告書を提出し補助金を受け取る

報告書がなければ、工事が規定に沿って完了していたとしても、補助金や助成金の受領は不可能です。報告書の提出に際しては、工事に関連する請求書や領収書、契約書のコピー、工事の進行状況がわかる写真など、必要な書類を一緒に提出する必要があります。

これらの文書は工事期間中に整理し、適切に保管しておきましょう。

 

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補助金を活用する際に注意すべき5つのポイント

次に、補助金を活用する際に注意すべきポイントについて解説します。

  • 申請時期・給付時期を確認する
  • 必ず交付されるものではない点を理解する
  • 最新情報を必ずチェックする
  • 予算と件数の枠を確認する
  • 税金を滞納しない

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.申請時期・給付時期を確認する

それぞれの自治体には申請のルールが設けられていますが、工事開始前や契約前に申請する必要があるケースがほとんどです。申請時期を逃すと、補助金の受給資格を失うケースがあるため、注意してください。

また、工事が定められた期間内に完了していないと、補助金が受け取れない場合もあります。したがって、事前の確認と計画性が補助金を利用するポイントになります。

 

2.必ず交付されるものではない点を理解する

正確に記入された申請書類の提出は基本ですが、予算の制約や適用条件が厳しく、すべての申請者に補助金が交付されるとは限りません。

そのため、補助金を受け取るためには、必要な情報を事前に収集するなど、準備の徹底が求められます。これらのステップを適切に踏むことで、補助金を獲得できる可能性が高まります。

 

3.最新情報を必ずチェックする

外構工事の補助金に関する規定や条件は、自治体によって異なり、年ごとに更新されるのが一般的です。そのため、計画を進める前には自治体のウェブサイトを訪れるか、窓口で最新情報を確認してください。

古い情報のまま計画を進めると、申請期間が終了しているか、条件が変更されている可能性があり、これまでの計画が無駄になるリスクがあります。

 

4.予算と件数の枠を確認する

補助金の資金は公的な財源から提供されているため、年度ごとに予算の上限が設定されています。そのため、早期の申請が有利に働く場合が多いですが、補助金や助成金のためだけに急いで工事を進めるのはおすすめできません。

外構工事は長期的な生活に影響をおよぼすため、まずは計画についてしっかりと検討し、納得がいくプランを立てることが大切です。

 

5.税金を滞納しない

市区町村税が滞納されている状態では、ほかの条件を満たしていても、助成金や補助金の受給資格を失ってしまうのが一般的です。そのため、申請前には自身の税金の納付状況を再確認し、もし滞納があれば速やかに清算しなければなりません。

補助金や助成金を有効に活用するためには、このような基本的な責務を果たす必要があります。

 

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岡山で利用できる外構工事の補助金3選

次に、岡山で利用できる外構工事の補助金について紹介します。

  • 若者定住促進住宅リフォーム助成事業(高梁市)
  • ふるさと我が家リフォーム補助金(美作市)
  • 住宅リフォーム補助金交付事業(和気群和気町)

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.若者定住促進住宅リフォーム助成事業(高梁市)

高梁市では空き家の活用による移住・定住の促進に取り組んでおり、「若者定住促進住宅リフォーム助成事業」という補助金制度が存在します。

なお、補助金の概要については以下のとおりです。

補助金額

工事費用の10%(上限50万円)

対象工事

・100万円以上の工事

・住宅の維持、機能の向上に伴うリフォーム工事全般など

利用条件

・申請日において中学3年生までの子(出産予定の子を含む)と同居し、扶養する世帯

・工事費が税込100万円以上

・市内業者が施工

・高梁市に定住する意思を持ち、市税等の滞納がない など

問い合わせ先

住もうよ高梁推進課 いなか暮らし推進係

岡山県高梁市松原通 2043番地

TEL:0866-21-0282

参考:空き家の活用を支援します! - 高梁市公式ホームページ

 

2.ふるさと我が家リフォーム補助金(美作市)

美作市では、移住者・定住者の増加を図り、活力あるまちづくりを推進していくため、令和2年4月から令和7年3月までの5年間、移住定住者を対象とした補助制度を実施しています。

なお、補助金の概要については以下のとおりです。

補助金額

工事費用の50%(上限30万円)

対象工事

入居、賃貸に伴うリフォーム工事全般など

利用条件

・対象住宅に5年以上定住する

・空き家所有者の場合は5年以上賃貸する

・住宅の取得日(登記原因日)から1年以内

・世帯全員に市税等の滞納がない など

問い合わせ先

企画振興部 企画情報課

岡山県美作市栄町 38番地2

TEL:0868-72-6631

参考:移住定住のための補助金制度/美作市ホームページ

 

3.住宅リフォーム補助金交付事業(和気群和気町)

和気町では、町内産業の活性化と、町民の住環境の向上に寄与するため、居住している一般住宅を町内の施工業者の施行によるリフォームを実施する場合、その経費の一部を補助しています。

なお、補助金の概要については以下のとおりです。

補助金額

工事費用の10%(上限20万円)

対象工事

・30万円以上の工事

・住宅リフォーム工事全般 など

利用条件

・町内に住民登録している

・町内の業者が工事する

・工事費が税抜30万円以上

・町税等の滞納がない など

問い合わせ先

都市建設課

岡山県和気郡和気町尺所 555番地

TEL:0869-93-1127

参考:和気町ホームページ

 

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外構工事補助金でよくある3つの質問

最後に、外構工事補助金でよくある質問を紹介します。

  • 質問1.外構工事費用の目安は?
  • 質問2.外構工事業者の選び方で注意するポイントは?
  • 質問3.補助金を利用したい場合の問い合わせ先は?

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

質問1.外構工事費用の目安は?

外構工事の費用は、建物建設費の約10%とされており、一般的に約100万円〜300万円が相場です。また、一般的な駐車場やアプローチの整備には、50万円〜100万円程度が標準的な費用と考えられています。

これらは、工事の規模や採用する素材、デザインの複雑さによって変動しますが、これらの金額を基準に計画を立てておくと、多くの場合は予算内での工事が可能です。

なお、外構工事費用の相場については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:【部分別】外構工事の費用相場10例|費用を決める要素や安く抑えるコツを詳しく解説します!

 

質問2.外構工事業者の選び方で注意するポイントは?

外構工事業者を選ぶ際の重要なポイントは以下のとおりです。

  • 施工実績の確認

業者が過去に手がけた外構工事の実績をチェックすることで、その技術力やデザインのセンスが判断できる。可能であれば、実際の施工例を見せてもらい、仕上がりの品質を確認する

  • 無料の相談と見積もり

良質な業者は、相談と見積りを無料で提供している場合が多い。この段階で業者の対応を確認できるため、コミュニケーションが取りやすく、要望をしっかりと理解してくれる業者を選ぶことが大切

  • 提案力のチェック

よい業者は顧客のニーズを聞き出し、それに応じた最適なプランを提案してくれる。提案内容が具体的かつ創造的であれば、その業者の提案力が高い証拠といえる

これらのポイントをもとに業者を選定することで、満足のいく外構工事が実現します。

 

質問3.補助金を利用したい場合の問い合わせ先は?

ここでは、補助金に関する問い合わせ先として主に2つのルートをご紹介します。

  • 自治体の窓口に問い合わせる

補助金は地方自治体が提供するものが多いため、まずは居住地の市町村役場や区役所の窓口に問い合わせる。庭のリフォームなどの外構工事に利用できる補助金の有無や申請方法、利用条件などの詳細情報が確認できる

  • 地域のエクステリア業者に相談する

地域のエクステリア業者も、補助金に関する貴重な情報源の1つ。業者は日常的に補助金を利用した工事を実施しているため、どのような補助金があるか、利用条件は何かなどの実務的な情報を提供してもらえる

 

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まとめ

本記事では、外構工事における補助金の概要や申請する際の流れ、注意すべきポイント、岡山で利用できる外構工事の補助金について紹介しました。

利用できる補助金については、それぞれの自治体で異なります。補助金の利用を検討している場合は、自治体に問い合わせるか、外構工事業者に確認してみてください。

また、確認する際は、具体的な適用条件や補助金限度額、申請時の注意点などを細かく確認し、計画的に補助金の申請ができるようにしてください。

 

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